熱海市内で不動産を取得・活用・売却するときに知っておきたい市内の概況

① 沿革

熱海市は、伊豆山村、泉村、初島村を合併して、新しい熱海村となり、上多賀村と下多賀村は合併して多賀村となりました。明治24年(1891年)に熱海村は熱海町となり、昭和12年4月10日多賀村と合併して熱海市が誕生しました。さらに、昭和32年網代町と合併して現在に至りました。面積は61.78平方キロメートルです。

② 人口の状態

人口は、観光業の衰退・少子高齢化の影響により減少が続いています。平成30年1月現在の人口は、37,420人(対前年比-0.64%)、世帯数21,458世帯(対前年比+0.61%)です。

③ 交通施設の状態

鉄道は、JR東海道新幹線・同東海道本線・同伊東線があります。

路線バスは、伊豆東海バス・伊豆箱根バスが各方面に運行しています。

④ 道路整備の状態

区内の主要幹線道路は、「国道135号線」「静岡県道11号熱海函南線」「静岡県道20号熱海箱根峠線」「熱海市道熱海駅和田浜通り線」等です。

⑤ 上下水道ガス等の整備の状態

熱海市街中心部における上水道・公共下水道・都市ガスとも普及率は概ね100%です。

⑥ 商業施設の状態

駅前などの商店街では土産店が軒を連ねており、そこでは干物や温泉饅頭などを扱っています。飲食店を含め、観光客をメインターゲットにした個人経営の店舗が多いです。魚料理を中心とした隠れた名店が軒を連ねています。市民向けの店舗も複数営業しています。駅前のビルでは、チェーン居酒屋やコンビニエンスストア、ファストフード店などが入居した雑居ビルが軒を連ねています。

2016年11月25日(金)に「ラスカ熱海」が開業しました。階数:地上3階(屋上階除く)、延床面積:約6,400平方メートル(駅ビル部)、店舗面積:約2,600平方メートル、店舗数:36店舗、駐車場台数:52台、駐輪場台数:8台の大型商業施設であり、日中は平日・休日を問わず、観光客を中心とした賑わいを見せています。

・清水町エリアには大規模スーパー「イオン」が出店していますが、観光産業の衰退に伴う人口流出や、モータリゼーションの発達に伴う近隣市町村の大型量販店の顧客吸引力のため、かつての賑やかさは認められない状況です。ただ、医療機関や美容室を中心に従来の馴染み客を中心とした一定の需要は認められます。

・銀座町エリアは、かつて観光ホテルの宿泊客をターゲットにした飲食店舗や土産物屋が集積したが、ホテル数・宿泊客数減少に伴い衰退しています。しかし、最近に至り旧式の店舗のリノベーションによる賑わい回復の兆しが見受けられます。